データセクショングループのソリッドインテリジェンス、『ソーシャルメディア分析による、訪日外国人向けインバウンド施策支援サービス』の開始

データセクション株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長CEO：澤 博史、以下「データセクション」）の子会社、ソリッドインテリジェンス株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役：林 健人、以下「ソリッドインテリジェンス」）は、訪日外国人向けインバウンドビジネスを行う企業・団体に対する、訪日外国人調査レポートサービスの提供を開始致します。
ソリッドインテリジェンスは、海外ソーシャルメディア分析に基づくレポートを提供することで、訪日外国人向けインバウンドビジネスに取り組む企業・団体の支援を行ってまいります。

【1】背景

日本政府の各種施策により、訪日外国人は増加の一途をたどっています。訪日外国人の購買力も高まっており、2015年7月〜9月期では、訪日外国人の旅行消費額が初めて1兆円を突破しました。これらの背景により、企業や各種団体は、インバウンド需要の取り込みに向けた施策を次々と打ち出しています。
具体例として、小売業界では、外国人向けの店員配置などの取り組み、官公庁や地方自治体では、日本版DMO（※）を推進する動きなどが、最近では見られます。
一方で、訪日外国人が日本国内で訪れる場所や、各地で購入する特産品（お土産など）は、必ずしも日本人とは一致せず、また、国籍によってもさまざまです。これらの行動を把握することが、インバウンド需要の取り込みへのポイントと言えます。
そこで今回、ソリッドインテリジェンスでは、これまでに培ったソーシャルメディア分析の実績を活かした、調査レポートの提供を開始致します。海外ソーシャルメディア情報をもとに、日本国内における「買った・食べた」などの行動分析と「楽しい・不満」などのセンチメント分析から導き出される、訪日外国人のインサイトを発掘します。
ソリッドインテリジェンスは調査事業を通じて、訪日外国人向けインバウンドビジネスへの支援を行ってまいります。
（※DMO：Destination Marketing/Management Organization　の略。地域全体の観光マネジメントを一本化し、観光と街づくりを結び付けることによる街の活性化を目指す組織を指す。）

【2】サービスの特長

・世界の20以上の言語(※)を分析。更にデータサイエンティストによるレポーティングを行う体制を確立
・多言語、複数国にまたがる分析プロジェクトの実績多数
・現地アナリストの確保による、訪日外国人の帰国後の追跡調査が可能
・各国独自のSNSに対応可能
（※日本・中国・韓国・インド・ASEAN諸国・南アフリカ・中東諸国・ロシアなど）

【3】想定利用シーン

・行政機関・観光業向け

– 訪日外国人の日本国内における観光導線・購買分析
– 行政機関による施策への支援

・コンテンツ事業者向け

– クールジャパン推進を目的にした化粧品・アニメ・ゲーム・ファッションなどのトレンド分析

・小売業向け

– 諸外国（特に中国・韓国・ASEAN諸国）における興味・関心の分析、および販促施策への活用
– 分析を基にしたインバウンド需要獲得施策の推進

【4】今後の展開

今後は、訪日外国人の帰国後の動向をウォッチすることで、海外市場の動向捕捉を行います。例えば、日本において購買したものに対し、帰国後にどのような消費行動を行っているかを分析することで、日本製品の海外市場における消費シーンの分析も視野に入れます。
また、国内製品の海外での評判を可視化することで、日本の特産品、コンテンツの販促など、アウトバウンドビジネス支援への取り組みも視野に入れた活動を行ってまいります。
ソリッドインテリジェンスでは今後もビッグデータ分析の領域を拡大するとともに、グローバルを視野に入れた活動を推進してまいります。

【5】ソリッドインテリジェンスについて

本社所在地：東京都渋谷区渋谷2-17-2 太陽生命渋谷ビル7階
代表者：代表取締役 林 健人
設立：2013年4月
資本金：9,900,000円
事業内容：ソーシャルメディアを中心としたビッグデータ活用支援
URL：http://solid-i.co.jp/

■本リリースについて

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